【酔っぱらいメモ】 CDや音楽配信の売り上げが回復するわけがないという話。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130929/k10014898651000.html

まぁ100人中120人がわかってた当たり前の話。

エンタメ界隈全部そうだけども、チェックしておくべき過去の名作は増える一方だから
録音やら映像やら出版が発達したあげくネットで全部統合された現代において
今まで通り新しいものが売れるわけがないんだよ。

絵画なんかもそうやと思うけど
比較的シンプルなジャンルの芸術はもう数十年前に人の手でやれることはやりつくしてるから
過去の天才たちの作品が安価・無料で手に入るのに
現代人が「作品で勝負!3000円払ってくれ!」とだけ言うても
それに応えて金払ってくれるやつがどんだけおるねんっていう。
まして金の若者離れのせいで、若者も若者をあてに出来ない年寄りも誰も金使わん時代や。

俺は大っっっっっっっっ嫌いだけどカラシニコフみたいなあいつらは
音楽だけではない付加価値の付け方やらアイドルとしての売り方がうまかったんやろ。
嫌いやからよー知らんけど。
生身のイケメン・美少女は今その時その場所にしか存在してないから
過去にどれだけ絶世の美人が存在していようが
その人が結婚したり老いたり死んだりした後の現代人にはあんまり関係ない。
CDを最高の環境で再生したらある程度生演奏の代わりになる部分もあるけど
映像の中のアイドルは「見に行ける・触れられるアイドル」の代わりにはならんのや。
※AVとかエロ特化の場合は代わりになるけれど、そこの境界線は俺の中ではっきりしてない


あとワンピースとか進撃の巨人とか半沢直樹とか艦これとか、火がついたら一点に集中するのは
学校やら職場だけでなくネット上でも知ってることが前提になってるって話だから
今まで通りではない新しい売れ方をしてるわけで、分析してみるとおもしろそう。


アイドルにしても連載中の作品とかドラマにしても共通してるのはやっぱ「生の魅力」やね。
その点において、過去の名作はどんなに質が高くても基本的には同じ土俵に上がれない。
音楽が円盤を売るために「生の魅力」を広く伝えるにあたっては
やはりアーティストがTVに出まくって、LIVEで全国回ってっていうのは今でも有効なんやけど
もはやTVで音楽番組やってないし、やっててもカラシニコフみたいなやつらばっかりという……w
TVが使えなくなると、ネットでやるしかないわけだけども
ただYoutubeに公式PV置くだけでは、それを見に行くのは最初から興味あるやつだけだから不十分。
見てたら勝手に流れる受動のTVと、クリックせなあかん能動のネットとの差は大きい。
逆に、自分から見に来てくれるやつはTV見てるだけのやつよりチャンスもある。

と、酒飲みながらここまでだらだら書いてたどりついた結論

「あれ? 初音ミク最強やん」と。

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まぁ握手会とかで生身の肉体に触れることは出来ないけど
ボカロPや絵師が存在し続ける限り「生の魅力」はある程度与えられるし
誰かのモノになったり劣化することはないし
エロ絵はあちこちに無限に転がってるのにミクさん本人は清純な天使という。
なんという都合の良さ。

ただ、そろそろ新しい何かを提示しないとアカンような気もするけど
シャロン・アップルの域にはまだ達してないからまだ大丈夫だろう

以上、俺のためのメモ。
俺以外の人がわざわざこんな雑な文章読んでたら、勝手に正しく美しい日本語に脳内変換して整理してくれ